傾斜地で崩れない!
正しい重心配分と足元バランスの作り方
傾斜ショットはバランスを崩しやすく、軸ブレがダフリやトップの原因になります。
本記事では4種類の傾斜ごとに「どの足へ体重を乗せるか」を整理し、足元を安定させるインナー&ソックス活用法まで解説します。
傾斜の種類と基本アプローチ
傾斜種類 | 主な特徴 | 推奨重心 | 姿勢・その他調整 |
---|---|---|---|
つま先上がり | ボールが足元より高い | 体幹を中央に保ちバランスキープ フェースはターゲット方向(開き過ぎNG) |
スタンス・目標をやや右へ。必要ならグリップ短め |
つま先下がり | ボールが足元より低い | 股関節から前傾を深めて届かせる | 目標を左へ。コンパクトスイング。番手は基本そのまま |
左足上がり | 左足側が高い | 右足6:左足4 | ロフトが寝るため1〜2番手大きく。フォローを大きく |
左足下がり | 左足側が低い | 左足100%(右足残りはNG) | ボール1個分右。低弾道狙いで1〜2番手大きく |
左足上がり ― “右足体重” がカギ
左足上がりではロフトが寝てショートしやすいので、右足6:左足4で重心を残し、クラブは1〜2番手大きめを選択。
ボール位置はスタンス中央〜やや右寄りに置き、打ち出し角を抑えましょう。
- アドレス … 肩ラインを傾斜線と平行にし、右足に体重を意識。
- スイング … コンパクトトップ → ハーフ〜スリークォーターでフォローを大きく。
- ミス対策 … 引っ掛け防止に目標を少し右へ、フェースはターゲットへ真っすぐ。
右足体重でも股関節はしっかり回転させ、フィニッシュで体が止まらないよう注意。
クラブを短めに持つとミート率がさらに安定します。
浦口 裕介プロのワンポイントアドバイス
-
左足上がり(上り坂)
ボール中央〜やや右・1〜2番手大きめ。弾道を抑えるハーフ〜スリークォーターで振り切る。 -
左足下がり(下り坂)
左足に100%重心。ボール1個右・1〜2番手大きめ。低フィニッシュで。 -
つま先上がり
体幹中央キープ。目標を少し右・必要ならグリップ短め。フェース開かない。 -
つま先下がり
前傾角で高さ調整。番手そのまま。目標を左・コンパクトに振り抜く。
よくあるミスは、ボールに当てようとして力んでしまうこと。大切なのは、力まずに振り切りやすいイメージを持つことです。
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セルフチェックリスト:重心バランスは大丈夫?
チェック項目 | できていないと起こるミス |
---|---|
傾斜別に正しい足へ重心を乗せているか? | ダフリ・トップ・方向性のばらつき |
アドレスで前傾角を保てているか? | テークバックで軸がズレ、インパクト前に起き上がる |
テークバックで上半身が浮いていないか? | スライスやトップが増える |
インパクト時に骨盤が流れていないか? | 飛距離ロス・ミスヒット |
ひとつでも該当したら、体幹トレーニングと足元のグリップ力を見直しましょう。
まとめ
傾斜地でスコアをまとめる第一歩は傾斜ごとの正しい重心配分を理解し、実践すること。
- 足への体重の乗せ方
- ボール位置と番手選択
- コンパクトで再現性の高いスイング
これらを押さえればミスは激減します。さらにZEROFITのソックスやインナーで足元と体幹を安定させ、ワンランク上のゴルフへ!